看護師は、社会的に高いニーズがあり、将来的にも安定した職種の一つとして知られている。その理由はシンプルで、誰もが病気になる可能性があるためである。病気の治療はもちろん、予防するためにも医療機関で健康診断や人間ドックなどを受ける人は多いものだ。今後は少子高齢化の影響もあって、看護師のニーズはさらに高まっていく。3人に1人は高齢者になる時代が近づいており、若者の減少も伴って慢性的な看護師不足が予測されている。
今まで以上に売り手市場になれば、仕事の選択肢は大きく広がるだろう。一方で、求人側も人材を比較検討して選べる時代になり、これにはインターネットの存在が大きく関係している。看護師の仕事は豊富にありますが、高待遇の職場を見つけるとなると難しいのは今も将来も変わりないだろう。だからこそ転職を有利にするのが、専門知識や技術を有する看護師である。看護師はジェネラリストに属する職業と認識されることが多く、なんでもできる人が有能と判断されるケースが多々あったのだ。しかし、これからは専門知識を持ったスペシャリストが生き残れる時代である。専門看護師や認定看護師が評価される時代になるので、将来のために特定分野の資格を取得しておくのが賢明だろう。
また、近年は在宅で介護を受けたいと考える人が増えてきたこともあり、訪問看護や介護の需要も高まりつつある。訪問看護サービスは独立開業をして提供できる時代になってきており、事業者としての看護師の活躍も期待されている。
今後ますますニーズが高まる訪問看護分野に関心のある人は、こちらも見て欲しい。→「看護の力で社会貢献!」